ホームページやECサイト、オウンドメディアサイトも同じですが、未だに最低限の改善をやっていないところを見かけます。

いくら労力と費用と時間をかけて、

  • SEO、MEO対策など
  • 分析ツール活用
  • コンバージョン率向上対策

などを行っていたとしても、最低限改善3つのポイントをやっていなければ、あまり意味はないと考えてください。

httpsで最低限セキュリティ対応

暮らしの中でもセキュリティ対策が求められている昨今、当然ですがウェブサイトにも求められています。

そこで最低限やっておきたのが「https化」と呼ばれる通信方法(通信プロトコル)を使った安全な仕組みで行いましょうという方法。

自社が運営しているウェブサイトが対応しているのかどうかは、URLの先頭を見ればわかります。私のサイトですと対応していますので、こんな風になっています。

https://www.hibinosystems.jp

先頭部分を見るだけで一目瞭然。もしこの部分が「http」のままだと、どんなことが起こるのかというと、ウェブサイトは見られるのですが、検索結果からクリックして移動しようとすると、次のような警告が表示されることがあります(ブラウザーやウィルス対策ソフトによって変わります)。

躊躇なくクリックして移動する勇気がありますか?

知っているサイトなら躊躇なく「サイトへ移動」をクリックできますが、、、ネット詐欺やウィルス感染が増えている時代に「知らないサイト」だったらクリックするでしょうか?たぶん「しない」です。

ということは、https対応できていないと自社のウェブサイトは何も悪くないのに訪問されにくくなるんですね。自分達でわからない場合は、ウェブサイトを作った人に確認してください。改善する場合も、ウェブサイトを作った人に依頼してください。

スマホ対応

今やウェブサイトへのアクセスの90%以上がスマートフォンです。これは私のクライアント様の実績値を見ても明らかです。

こんな状況なのですが、、、未だに

  • パソコン用だけ(スマホで見ると字が小さい)
  • パソコン用を小さくしただけのスマホ対応(もっと字が見えない)
  • パソコンとスマホで内容が違う(どっちが本当?)

こういうウェブサイトがあります。

当然ですが、ウェブサイトは見ている人が「見たい」と思わないと見てもらえません。すぐに離脱されます。特にECサイトやオウンドメディアは、こういった状態が続くと売上やリスト獲得が低下しますので痛手です。

もし、パソコン用のウェブサイトしかないのなら、今はワードプレスなどを使って簡単にスマホ対応サイトが作れます。ウェブサイトを使った仕組づくりやビジネスを真剣に考えておられるのなら、必ず対応しておきましょう(あればイイという場合は放っておいて良いです)。

いきなり動画再生対応

ウェブサイトを開くと、ファーストビューで動画が動いて音が鳴る。そんなサイトがあります。

サイト運営している側は「カッコイイでしょう~」ということなんだと思いますが、見ている側からすると「表示が遅いから要らない、それよりも知りたい情報を素早く表示して!」と感じます。

普段からスマートフォンをメインに使う機会が増えたことで、欲しい情報の表示まで3秒では遅いと感じるようになりました。動画や音は一旦止めて、素早く表示できるような対応をしましょう(こちらも「あればイイ」という場合は放っておいて良いです)。

そして動画や音は、観たい人や聴きたい人だけが堪能できるようにしておきましょう。

閲覧者の気持ちとしては、いきなり「社内の動画」とか「会議風景」とか観ても「だから・・・」という感じです。ウェブサイトでは「訪問者視点」を徹底的に考えてみてください。自己満足や承認欲求を満たす行為は何一つ必要ありません。

さいごに

今回の3つのポイントですが、未だに対応できていないウェブサイトが存在します。そんなサイトを仕事中に見つけるのですが「もったいないなぁ」と感じています。

自社のウェブサイトが最低限改善3つのポイントに対応しているかチェックしてみてください。