商業出版でも自費出版でも、本を出すときには前準備が必要です。

多才な人で、生まれつき天才肌の人ですと前準備なしでもスラスラと書いていけると思いますし、編集担当に「これは売れるよ!」とイメージさせられる企画を出せると思いますが、、、普通の人にはできません。

そのため、私たちにはポイントをおさえた前準備が必要です。ここからは、私の経験からお話します。

前準備1:どこで何で書くのか(場所と道具)

書くときの環境ってとても大切です。

一つ目は「場所」です。カフェが書きやすい人もいますし、私のように図書館が書きやすい人もいるはずです。自宅のリビングでAM3時くらいから書くのが好きな人もいれば、昼間がスキという人もいます。

自分はどういう場所や時間帯が好きなのか見つけておきましょう。

つづいて環境の2つ目「書く方法」です。

パソコンで書くのが好きな人。ノートに手書きが好きな人。スマホやタブレットが好きな人。私のようにキングジムさんの「ポメラ」無くして書けない人。いろいろです。

ポメラDM100とDM200

どの道具が正解というのはありませんが、自分が書きやすい(ストレスなく書ける)道具を見つけておきましょう。

前準備2:コンセプトの設計

形から入れるようになったら、次は書く本のコンセプトを設計します。

ポイントは、

  • 誰に
  • 何を
  • どうして(なぜ)

文章にすると、「なぜ、あなたが〇〇さんへ、わざわざ伝えないといけないのか」を決めることです。

いつの時代でも成功しやすい(読まれやすい)コンセプトというと

  • お金の話
  • 人間関係の話
  • 健康の話

これ以外のコンセプトの場合は、できるだけ、これらへ近づけて考えるのがおすすめです。なぜなら、硬派で高度な専門書以外ですと、これら3つに少しでも接近していない(イメージできない)と、興味を持ってもらいづらいからです。

前準備3:プロフィールの整理

「どうして」の部分を強化するためには、あなたのプロフィールを整理しておきましょう。

いつの時代でも同じですが、同じコンセプトの本があるとき「誰が(どういう人が)書いたのか」によって受け取られ方が変わります。

特に昨今の流れを考えると、SNS上でのポジションはキチンと整理しておきましょう。フォロワー数やSNSから依頼された仕事や副業の実績などは、強力な武器になり得ます。

前準備4:市場のリサーチ

自分が書こうと思っているジャンル本には、どういうのがあるのかリサーチしておきましょう。

このリサーチ、アマゾンを見ればわかるというものですが、おすすめなのは実際に少し大きめの書店へ足を運んで、どういうジャンルの棚に並んでいるのか調べることです。

このひと手間をすることで、類似の本がどれくらいあるのか、売れているのか、置かれているだけなのか、そもそも棚の近くにお客さんがいるのか。こうしたことが一目瞭然になります。

前準備5:出版の方法を決める

商業出版なのか自費出版なのか決めましょう。個人出版の場合は「自費出版」のイメージでOKです。

商業出版なら、出版社の編集、営業、編集長のチェックを通過できる企画書が必要になります。

自費出版なら、あなたが相談している担当者と打ち合わせするだけでOKです。

同じ出版でも、この2つには大きな隔たりがありますし、要求されることが全く違ってきます。

さいごに

本を出したいと思ったら、とにかく大型書店へ足を運んで半日はぶらぶらしてください。この時間を持つだけでも、前準備の進み方がスムーズになります。

あと、書くための道具と場所。大事です。